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Vitacostの関税っていくらかかるの?関税や輸入税の計算方法を調べてみた!【ビタコスト】

どうも!

早速ですが、個人輸入する場合は例外を除くと、基本的には関税や消費税その他輸入税を支払わなければいけないことをご存知でしょうか?

アメリカのサプリや食品・美容品などを格安の値段で購入できるVitacost(ビタコスト)も、海外からの輸入に該当するので一定金額を超えると関税やそのほか税金を支払うことになります。

この記事の主な内容はVitacostではいくらの関税がかかるのか?関税や消費税・輸入税が免税になる条件などについても見ていきます。

それでは解説を始めます↓

Vitacostでの注文は関税が掛かるの?

Vitacostはアメリカの通販サイトなので、日本から注文すると海外輸入という形になります。

ですので、基本的には関税が掛かるという認識を持っておいた方が良いでしょう。

関税と聞くと大金がかかるイメージを持たれるかもしれませんが、砂糖や甘味料・蜂蜜などの嗜好品を除くとサプリや美容品は比較的安いのでそこまで気にかける必要はないかもしれません。

  • 後ほど解説しますが、嗜好品は関税率が高いので基本的に個人輸入するのはやめておいた方が良い。
  • Vitacostは重さによって送料が決定するので、あえて免税の範囲内の注文金額を大幅に超えてまとめ買いして関税を支払った方が場合によってはお得になることもある。
  • Vitacostはまとめ買いに向いているが、少量の注文はアイハーブの方がお得になるケースが多い。

関税のことを考えたくない方は

関税の計算が面倒だと思う方は、競合サイトのアイハーブで買った方が無難です。

  • アイハーブの場合だと、サイト内で注文できる商品は注文金額15500円以内であれば基本的に関税やその他税、手数料がかかりません。
  • つまり、アイハーブ内で注文できる商品は15500円以内であれば基本的に免税になるという認識で良いので、難しいことを考えたくない方はアイハーブで注文する方が便利です。

Vitacostの場合は注文金額に関わらず関税が掛かる商品(砂糖や砂糖の加工品など)も注文できてしまうので、どの商品にどれだけの関税が掛かるのかの知識が必要になります。

また、Vitacostの問い合わせは全て英語でのやり取りになるので、税関で商品が没収された時や実際に掛かった関税に対して疑義がある場合は英語によるやり取りを要します。

よって関税のことを考えたくない方は、「アイハーブで注文金額15500円以内に抑えて購入する」のが一番簡単だと思います。

Vitacostで買った方が安い場合もある

ただし、Vitacostで買った方がアイハーブより断然安く購入できることもあるので、状況に応じてどちらの通販サイトを利用するのか判断した方が良いでしょう。

それぞれの利点や欠点
  • アイハーブは少額の注文をする際に向いている。全て日本語訳されていて注文も5日以内で届くことが多いので利便性は高い。
  • ただし、アイハーブの商品はビタコストに比べると全体的に値段が高い。
  • Vitacostは注文金額に関わらず送料が掛かるので少額の注文には向いていない。アイハーブと比べると届くまでの時間が長い。
  • ただし、ビタコストの商品は全体的にアイハーブより安く取扱い商品の種類もアイハーブより豊富。特にビタコストのプライベートブランド(自社商品)は激安で買える。
  • まとめると、Vitacostはまとめ買いに向いていて、アイハーブは少量の注文に向いている。

アイハーブとVitacostの両方で商品の金額を調べて、Vitacostの方が遥かに安く買える商品はVitacostでまとめ買いするのがお得になる。

逆にアイハーブとVitacostで商品の価格にそこまで差がないのであれば、送料や到着日数を考慮してアイハーブで買った方が良いという結論になります。

お得な使い方
  • 基本的にアイハーブでの注文を軸にして、同じような商品がVitacostで安く買えるならVitacostで一度にまとめ買いをする。
  • Vitacostとアイハーブを見比べてアイハーブの商品の値上がり率を調べる。過去と比べて今が買い時なのかどうか判断できる。
  • ハチミツなどの嗜好品は関税率が高いので、免税の範囲内で購入するのが良い。アイハーブで注文金額15500円以内に抑えて購入すると免税になり関税が掛からない。※Vitacostでも注文金額16666円以内であれば免税の対象だが送料が高い点と為替変動による影響が大きいので通関時の状況により関税が掛かる可能性があります。
  • 蜂蜜の関税は高いので、免税が適用される注文金額の範囲内で購入するのがポイント。
注意点など
  • Vitacostはドル払いでの支払いになるので、為替変動により注文時は免税の範囲内でも税関に到着時は免税の対象外となるケースもあり得ます。
  • ですので、免税ギリギリの注文金額ではなく十分に余裕を持って注文することをお勧めします。
  • 商品にもよるがサプリや美容品は関税が比較的安いので、免税の範囲内の金額をあえて超えて一度にまとめ買いする方が、一回一回少量ずつ注文するよりトータルでは安くなることも。

関税が掛からない買い方

一部の例外を除くと、基本的には注文金額が日本円で16666円以内であれば関税・消費税・地方消費税が免除されます。

この注文金額はドルから日本円に換算した状態で通関時のレートにより計算されます。

注意点
  • 注文したときは日本円に換算して16666円以内であっても、通関時にレートが変動して16666円を超えてしまうこともあるのでギリギリの注文金額での注文は控えた方が良いです。
  • Vitacostは注文してから届くまでに早くて10日以内、遅ければ数週間かかることもあるので、その間に為替のレートが大きく変動することもあり得ます。
  • ですので、免税ギリギリの注文金額ではなく十分に余裕を持って注文することをお勧めします。

ちなみにアイハーブでは「注文金額が15500円を超えると配達時に関税や消費税がかかる」とアナウンスされています。

これは為替による変動を考慮して実際の課税価格より少なめに計算されているものと思われます。

Vitacostで注文する際も「注文金額が15500円以内」を目安に注文すると多少の為替による変動で16666円を超えないので「注文金額が15500円以内」を基準にして購入するのがお勧めです。

課税価格の計算方法

先ほど注文金額が日本円で16666円以内であれば関税が掛からないと説明しましたが、「16666円」とはどのようにして導き出された金額なのでしょうか?

計算式を見てみましょう↓

課税価格の計算方法
  • 原則として課税価格が1万円以下であれば関税や消費税が免除される。
  • 課税価格=海外小売価格×60%
  • 海外小売価格は商品代金(注文金額)のことで基本的に送料は含まれません。
  • 仮に注文金額が16666円とすると→16666円×60%=課税価格は9999円
  • この場合だと課税価格が1万円以下になるので関税や消費税が免除されます。
  • 16666円とはこのようにして導かれた金額になります。
  • ちなみに注文金額が16667円の場合は→16667円×60%=課税価格は10000.2円となり、関税や消費税が掛かってしまいます。
  • たった1円の差で関税が免除されなくなるので、注文する際は金額をよく確認した上で注文しましょう。

輸入消費税の計算方法

輸入消費税も課税価格が1万円以下であれば免除されます。

税率は消費税と同じですので10%となります。

計算式を見てみましょう↓

輸入消費税の計算方法
  • 原則として課税価格が1万円以下であれば輸入消費税が免除される。
  • 輸入消費税=海外小売価格×60%×10%(消費税)
  • 仮に注文金額が16666円とすると→16666円×60%×10%=輸入消費税は999円
  • この場合だと課税価格が1万円以下のときは消費税が免除されるので999円はかかりません
課税価格が1万円を超えるときの計算式
  • もし課税価格が1万円を超えると、関税と消費税の両方を支払うことになります。
  • 注文金額が16667円の場合は→16667円×60%+関税(関税率は品目によって大幅に違います。今回は例として10%すると関税は1000円)×10%=輸入消費税は1100円となります。
  • このように課税価格が1万円を超えると関税と消費税の両方が掛かります。
  • この場合だと関税は1000円、輸入消費税は1100円、合計で2100円です。
  • 注文金額が16666円以内であれば関税と消費税が免税、注文金額が16667円であれば関税と消費税の合計で2100円支払うことになります。
  • 注文金額がたった1円の差で支払う金額が大幅に変わってきますので、注文する際は金額をよく確認した上で注文しましょう。

免税が適用されない例外について

原則として課税価格が1万円以下であれば関税や消費税が免除されるとお話ししましたが、実はこれには例外があります。

「関税が免税されない品目」に該当する場合は、課税価格に関係なく関税が掛かります。

関税が免税されない品目の例
  • 砂糖
  • 砂糖の加工品
  • お米
  • 穀物
  • ハム
  • 牛肉の缶詰などの食肉調製品
  • 牛乳
  • クリームなど
  • 革製のカバン
  • 手袋
  • タイツ
  • パンスト
  • ニット素材の衣類

Vitacostでの注文時に該当しそうな物は「砂糖」「砂糖の加工品」「穀物」あたりでしょうか。

砂糖や砂糖の加工品、穀物は注文金額に関わらず課税されることを覚えておきましょう。

基本的にサプリや美容品には砂糖は含まれていないので、サプリや美容品の購入であれば課税価格が1万円以下の注文で関税や消費税が免除されます。

最後にまとめると

Vitacostはアメリカの通販なので、日本から注文する際は個人輸入という形になります。

個人輸入は基本的には関税や消費税その他輸入税を支払わなければいけない点に注意が必要です。

関税の計算方法
  • 原則として課税価格が1万円以下であれば関税や消費税が免除される。
  • 関税価格=海外小売価格×60%×関税率(関税率は商品によって異なります。この場合は10%として計算。)
  • 仮に注文金額が16666円とすると→16666円×60%×10%=関税価格は999円
  • ですが、課税価格が1万円以下であれば免税になるので関税や消費税が免除されます。
  • もし、注文金額が16667円の場合は課税価格が1万円を超えてしまい→16667円×60%×10%=関税価格は1000円です。
  • たった1円の差で免税の対象とならない点に注意が必要です。

関税が掛かる場合は輸入消費税も掛かります。

それでは輸入消費税の計算方法を見てみましょう↓

輸入消費税の計算方法
  • 輸入消費税=注文金額×60%+関税(※ここでは前述の1000円を適用)×10%の輸入消費税
  • 注文金額が16667円とすると→16667円×60%+1000円×10%=輸入消費税は1100円となります。

このように課税価格が1万円を超えると関税と消費税の両方が掛かります。

注文金額がたった1円の差で支払う金額が大幅に変わってきますので、注文する際は金額をよく確認した上で注文しましょう。

よって関税のことを全く考えたくない方は、「アイハーブで注文金額15500円以内に抑えて購入する」のが一番無難で簡単だと思います。

基本的にアイハーブを軸にした上で、アイハーブで買えない商品やアイハーブより遥かに安く買える商品だけVitacostでまとめ買いするというのが良いかもしれませんね。

以上がこの記事のまとめになります。

最後まで記事をお読み頂きありがとうございました。

それではまた!

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