皆さんどうも!
早速ですが、Vitacost(ビタコスト)の送料って少し高いですよね?
競合通販のアイハーブの場合だと注文金額が6000円(※今現時点)以上の注文で送料が無料になりますが、Vitacostでは注文金額に関わらず送料は必ず掛かるみたい。
そこで、Vitacostの送料を無料にする方法やどういう買い方が一番お得になるのか詳しく調べてみました。
それでは解説を始めます↓
Vitacostの送料の基本
Vitacostはアメリカ国内向けの通販サイトなので、送料はアメリカ国内の配送 or アメリカ以外の国際配送かどうかで違います。
Vitacostはアメリカ国内向けの通販のため、まずはアメリカ国内向けの配送を基本と考えます。
基本の送料を見てみよう
Vitacostの基本の送料は以下の通りとなります
Within the contiguous U.S.
引用元:Vitacost.com
FREE standard shipping is available for orders totaling $49 or more (or $25 or more of Vitacost brand or other select brand products) after any discounts have been applied. This offer also applies to APO/FPO addresses.
即日配送について
注文時にある特定の条件を満たすと即日配送が可能になります。
※ただし、これはアメリカ国内の配送でのみ適用されます。日本への配送(国際配送)は即日配送の適用外となっています。この点をお間違いないようご確認ください。
即日配送に関する詳細はこちら↓
Same-day shipping is typically available for orders placed before 1:00 p.m. (ET) Monday through Friday. Orders placed after 1:00 p.m. (ET) Monday through Friday will typically ship the next business day. Orders placed on weekends or holidays will typically ship the next business day.
引用元:Vitacost.com
この文章では午後1時と書かれていますが、この時間はアメリカ東部標準時間になります。
日本の時間に直すと「次の日の午前3時」です。時差は約14時間あるので、時差を利用した注文が便利かも。
時差を利用した注文とは、日本時間で睡眠前に注文すると自分が寝ている間に現地で出荷作業が行われて効率良く配達が進むことです。
Vitacostの営業時間は午前9時30分から始まるので、日本時間だと午後11時30分になります。平日の午後11時半ぐらいに注文すると出荷作業が効率良く進むかもしれないのでお勧めです。
ただし、日本への配送は即日配送に対応されていません。即日配送ではないものの、日本時間で夜間に注文すると現地では朝なので効率良く時間が使えるでしょう。
国際配送の詳細を見てみよう
前述お話しした基本の送料については、アメリカ国内向けの配送が基準となっています。
日本への配送は国際配送に該当するので詳細を見てみましょう。
International Ordering from Vitacost
At Vitacost.com, we value wellness for everyone. We believe in health for all, no matter who or where you are. For more than 25 years, Vitacost has served customers in over 150 countries around the world. We offer an extensive, high-quality selection of natural, organic and eco-friendly products at a significant savings over what you’ll find in local stores.
引用元:Vitacost.com
国際配送は時間がかかる
Vitacostのアメリカ国内の配送については条件を満たせば即日配送が可能となるので届くまでの時間は早いのですが、国際配送の場合だと結構な時間がかかります。
配送プロセスの注意点など↓
While the majority of international orders are delivered successfully, please be aware that packages may be delayed, re-routed or, on rare occasions, lost during the shipping process. Delivery time frames provided at checkout are estimates only and do not take into account weekends, holidays or processing time (please allow 24-48 hours for order processing).
引用元:Vitacost.com
最長の配達日数について
日本への配達日数は配送方法によっても違いますが最も早くて3〜6営業日、遅い場合で7〜26営業日が目安となっています。
一番遅い時の配送時間の目安↓
配送方法の種類を解説
日本への配送方法は「FedEx International」と「DHL Global Mail」の2種類が選択できます。
このように、これらの配送方法は一長一短となっていますので詳しく見てみましょう↓
FedEx International
FedExは米国の最大手運送会社で、200カ国を超える地域で幅広く利用されていることで有名です。
FedEx Internationalは届くまでの時間が早いのが最大の魅力ですが、送料がやや高いのが欠点となっています。
1.4キロの重量で28.99ドルは少し高いですよね。1ドル=140円で計算すると約4058円になります。
分かりやすく言うと、500mlの飲料水が3本分(約1.5キロ)で約4000円の送料がかかる計算です。
よって、重量が重い商品を購入する場合はこの配送方法は向いていないことが分かります。軽い商品を購入するとき・商品の到着を急いでいる時は「FedEx International」を選択し、送料を最小限に抑えたい時は次に説明する「DHL Global Mail」を選択すると良いでしょう。
DHL Global Mail
DHLはドイツの最大手運送会社で、航空便を主体とする国際輸送物流を世界中で展開しています。
DHLの宅急便自体は高速配送でかなり配達が早いのですが、「DHL Global Mail」は名前の通り宅急便ではなくメール便になるので配達に時間が掛かります。
Vitacostはアメリカの通販ですが、配送方法にDHL Global Mailを選択すると「ドイツを経由」して日本に到着します。
Vitacostで出荷→アメリカのDHL→ドイツ本国のDHL→日本(日本郵便)→自宅に到着という流れになるので、配達に時間を要するようです。
急いでいる方は配送が早い「FedEx International」を選択するのが良いのですが、送料が高いのが難点になります。この場合だと「DHL Global Mail」の送料は12.49ドル(1ドル=140円で計算すると約1748円)に対して「FedEx International」の送料は28.99ドル(1ドル=140円で計算すると約4058円)も掛かります。
実際の送料の例を見てみよう
それでは実際に「送料がどれくらい掛かるのか?」「どういう買い方が一番お得なのか?」見ていきましょう!
まず初めに商品の重量の調べ方から解説します↓
商品の重量の調べ方
Vitacostの国際配送では送料の無料ラインが設けておらず、注文金額に関わらず必ず送料がかかります。
全て重量によって送料が決定するので、あらかじめ商品の重量を調べることはとても重要です。
それでは重さの調べ方を見てみましょう。
まずはVitacostの公式サイトにアクセスします↓
そして、好きな商品をサイト内で検索します。
すると商品ページが表示されるので↓
この商品の場合だとShipping Weightは0.4lbと表示されています。
Shipping Weightは商品の重さのことで、lbとは重さの単位(ポンド)のことです。
1ポンドが453gですので、0.4lb(ポンド)は181gということになります。
Vitacostの配送方法(国際配送)で一番安いのが「DHL Global Mail」ですが、DHL Global Mailでは3.6ポンド(約1.6キロ)の重量までが定額12.49ドルの送料になっています。
今回の注文の例だと、送料を最小限に抑えたい場合は0.4lbの重さの商品を9個まで購入できます。
1個だけ購入するのは損する
Vitacostの国際配送では注文金額に関わらず送料がかかるので、1個だけの注文だと損することが多いです。Vitacostはまとめ買いや大量買いするのには向いていますが、少量だけ購入するのにはあまり向いていません。
少量だけ購入したい場合は送料が安いアイハーブを利用すると良いでしょう。
Vitacostで商品を1個だけ購入した場合の例↓
この場合だと商品の金額が10.99ドルで1番安い送料は16.49ドル、合計で27.48ドルになります。
1ドル=140円で換算すると3847円です。
3847円だと少し割高感がありますね。
これ以外にも色々な送料のパターンを調べて見ると、Vitacostで何を買えばお得なのか把握できますよ。
送料をシミュレーションしよう!
それでは早速、いろんな送料のパターンを見てみましょう↓
日本で人気のサプリを1個だけ買うパターン
日本で人気のL-システインのサプリを買う場合をシミュレーションしてみましょう。
日本ではL-システインは美白サプリとして有名ですが、世界的には二日酔い対策のサプリとして注目を集めています。(※どちらも本当にそのような効果が期待できるのかは不明ですが…)
早速、シミュレーション開始↓
この場合だと、商品の価格が19.99ドルで送料が16.49ドルになります。
合計金額を1ドル=140円で換算すると5107円です。
この商品は「L-システイン600mgが240カプセル」で19.99ドル(※1ドル=140円で換算すると2798円)。
アイハーブで値段を調べると
アイハーブで値段を調べると「L-システイン500mgが100カプセル」で1538円で販売されていました。
Vitacostの商品は「L-システイン600mgが240カプセル」で19.99ドル(※2798円)なので、商品単体で見るとVitacostの方が1粒当たりの量が100mgも多くて、1粒あたりの値段も遥かに安いです。
ですが、Vitacostは送料が高いので1個だけを購入するとすれば合計金額は36.48ドル(※5107円)かかる点に注意が必要です。
アイハーブでは注文金額が6000円で送料が無料になるので、商品自体はVitacostの方がお得だけど送料を含めるとアイハーブの方が安く買えることが多いよということです。
Vitacostはドルでの支払いなので円安の影響をもろに受けます。以前のように1ドル=100円〜110円台に戻ればVitacostの方が激安で買えるのですが、今の円安の状況ではアイハーブの方がお得に買えるケースは多いように感じます。
Vitacostもアイハーブと同じように「何円以上の注文で送料が無料になる」とかがあると良いですね。
Vitacostは商品自体は安いけど送料が高いのでそこがネックになります。
一度にまとめ買いする場合
次に免税ラインを超えて注文する場合をシミュレーションします。
基本的に個人輸入では注文金額が16666円以内であれば関税や輸入消費税が免税になります。※ただし、購入する商品によっては金額に関係なく関税が掛かる特殊なパターンもあるので注意が必要です。
その免税ライン(16666円)を超えた場合はどれくらいの送料や関税や輸入税がかかるのか見てみます↓
この場合、1個あたり19.99ドルの商品を10個購入するとします。
商品代金が199.9ドル、送料が31.19ドルで合計231.09ドル(※32352円)になります。
日本円に換算すると注文金額が16666円を超えているので、この注文は関税や輸入消費税が掛かります。
それでは関税と輸入税を計算します↓
さらに送料の31.19ドル(※4366円)を合わせると4366円+3894円=8260円
つまり、商品の合計金額(27986円)の約3分の1(8260円)が送料・関税・輸入消費税にかかります。
8260円はちょっと高いですよね…
今回はL-システインのサプリを10個まとめ買いした場合のシミュレーションなので、送料や関税・輸入消費税を合わせた1個あたりの値段に換算します↓
サプリをお得に買うコツ
サプリを1個だけ購入する例では1個5107円だったので、10個まとめ買いした方が遥かに安く買えることがわかります。
しかも、今回の例は送料だけで31.19ドル(※4366円)+関税と輸入消費税の3894円を全て含めて計算した値です。
サプリ1個だけを購入する例では送料が16.49ドル(※2308円)で関税や輸入税は0円でした。それでも10個まとめ買いした方が1個あたり値段が遥かに安くなっています。
今回の例はすべて1ドル=140円で計算しました。
円安の今の状態でもまとめ買いすればとても安く買えるので、もし以前のように円高(1ドル=100円)の状態に戻れば、とんでもなく安くサプリを買えることになります。
今は円安ですので海外輸入は最小限に抑えて、為替が元に戻ればVitacostでサプリを大量買いしてストックするのがお得な買い方かもしれません。
サプリの消費期限はすごく長いので保存食感覚でストックもできますね!サプリはまとめ買いや大量買いに向いています。
一方で食品やお菓子・ジュース類などは賞味期限が短いのでまとめ買いには不向きだと思われます。
最後にまとめると
この記事ではVitacostの送料について解説しました。
Vitacostは注文金額に関わらず必ず送料が掛かるため1個だけの注文や少量だけの注文には向いていません。
一方でVitacostでまとめ買いした場合は1個当たりのコストを抑えることができお得になります。
実際の例で言うと↓
まとめると、1個だけを注文するより10個まとめて買った方が1個あたり1483円も得をする計算になります。関税や消費税がかからない少量の注文よりも、関税や消費税を支払うことになる大量の注文の方が1個あたりの価格は安いと言う衝撃の結果になりました。
これ以外にも例外は多くあるので、その場の状況に応じて判断するのが良いでしょう。
簡単にまとめると、個人輸入に関してアイハーブは「初心者向け」、Vitacostは「上級者向け」なのかもしれません。個人輸入に関してある程度の知識がない方は、まずはアイハーブで知識を身に付けるのが良いでしょう。
以上がこの記事のまとめになります。
最後まで記事をお読み頂きありがとうございました。
それではまた!